生産性アップのための一工夫
概要
最近生産性アップのためにやっていてよかったなと思うことがあったので紹介したい。
要点は下記である。
- 何度も繰り返すコマンドはスクリプトに
- コミットしてしまわないように .gitignore に追加
- ファイル単位で追加するのではなくディレクトリ単位で .gitignore して PATH を追加
背景
プロジェクト内での開発において、特定のコマンド列による操作を繰り返すことがよくある。
例えば DB の初期データのインサート、テストコマンドの実行などである。コマンド列にすると下記のようなコマンドである。
yarn db-data-insert
yarn test some-test
テストは開発中何度も実行するので、これらのコマンドを何度も実行するとなると少し手間である。また、コマンドが長くなるとなおさらだ。
何度も実行するとなると、これらのコマンドをシェルスクリプトにまとめてしまうのがよい。例えば下記のようにだ。
#!/bin/bash
yarn db-data-insert
yarn test some-test
しかしこのままでは、git で管理されているプロジェクトの場合、このファイルをコミットしないように気をつけなければいけない。
簡潔な方法
一つの方法としては .gitignore に書く方法がある。しかし、これではプロジェクトの .gitignore に個人のスクリプト名が入ってしまう。
そこで ~/.gitconfig に下記のように設定を追加し、
[core]
excludeSfile = ~/.gitignore.global
~/.gitignore.global に自分自身のスクリプトのファイル名を追加すると自分の特定の操作をコミットせずに保持できる。
my-script
ひとまず、これだけでも特定の連続したコマンド列の操作を、コミットせずに好き勝手に追加できる。
簡潔な方法の問題点
しかし、このままでは新たなコマンドを追加するごとに、 ~/.gitignore.global を更新しなければいけない。
例えば下記のようにだ。
my-script1
my-script2
my-script3
# ...
これでは少し手間である。
簡潔な方法の改善
何度も ~/.gitignore.global を更新しないために、~/.gitignore.global にディレクトリを追加してしまえばよい。
my-awesome-tools
こうしてやると、 my-awesome-tools ディレクトリやそれ以下のファイルは ignore される。
つまり、 my-awesome-tools に my-script1、my-script2、my-script3…、と追加してやればよい。
$ ls my-awesome-tools
my-scripts1 my-scripts2 my-scripts3
こうすると、 ./my-awesome-tools/my-script1 とするとスクリプトを実行することができる。
発展
ただし、このままでは、毎回 ./my-awesome-tools と入力しなければいけない。これも少し手間である。
できれば、my-script1 と書くだけで実行したい。
その場合、自身の ~/.zshrc や ~/.bashrc に下記の一行を追加して、my-awesome-tools に PATH を通してやればよい。
export PATH=./my-awesome-tools:$PATH
すると、自分のプロジェクトのルートで、my-script1 と打ち込むとコマンドが実行できる。
ディレクトリ構成としては、下記のようになるイメージである。
% tree .
.
├── README.md
├── my-awesome-tools
│ ├── my-script1
│ ├── my-script2
│ └── my-script3
└── src
└── main.js
...
一点注意として、プロジェクトのルートではない src ディレクトリなどでは my-script? は実行できない。
これは PATH が通っているのは ./my-awesome-tools だけで、プロジェクトのルートにいるときのみ、${プロジェクトのルート}/my-awesome-tools で参照できるからである。
まとめ
ここまで、コミットするほどではないが、何度も実行するコマンドをスクリプト化し、誤ってプロジェクトに追加することなく作成する方法を紹介した。
最初にも述べたが要点は下記である。
- 何度も繰り返すコマンドはスクリプトに
- コミットしてしまわないように .gitignore に追加
- ファイル単位で追加するのではなくディレクトリ単位で .gitignore して PATH を追加
また引き続き何か良い方法が見つかれば紹介していきたい。